主電動機・駆動システム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/09 15:34 UTC 版)
「阪神5001形電車 (初代)」の記事における「主電動機・駆動システム」の解説
主電動機は2社で競作となっており、TT-7には同じ東芝SE-524が、それ以外の台車3形式には東洋電機製造TDK-857Aがそれぞれ装架されている。いずれも端子電圧300V時1時間定格出力75kWの直流直巻式整流子電動機で、各車の1台車に2基ずつ計4基が搭載される。 定格回転数は前者が2,100rpm、後者は2,400rpmで、設計当時ようやく一般化が始まりつつあった日本のカルダン駆動電車にあっても、破格の高定格回転数となっている。 駆動方式はハイポイドギアを用いた直角カルダン駆動方式を採用した。定格速度を揃えるために歯数比が電動機によって違えられており、SE-527用が7.17、TDK-857A用が8.17となっていた。
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