主要なコンパイラによる対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/05 10:25 UTC 版)
「ANSI C」の記事における「主要なコンパイラによる対応」の解説
ANSI Cは現在広く使用されているほとんどのコンパイラが対応している。現時点で書かれているC言語のソースコードのほとんどは、ANSI Cをベースにしている。標準Cで書かれ、ハードウェアに依存する仮定を持たないプログラムは、準拠したC実装のプラットフォームで正しくコンパイルされることが保証されている。このような予防措置を講じないと、ほとんどのプログラムはGUIライブラリなどの非標準ライブラリの使用やコンパイラ固有の属性やプラットフォーム固有の属性の使用などにより、特定のプラットフォームまたは特定のコンパイラでしかコンパイルされないことになる(特定のデータ型の正確なサイズやエンディアンなど)。 K&R CとANSI Cの違いを緩和するために、__STDC__ マクロを使用してコードをANSIセクションとK&Rセクションに分割することができる。 #if defined(__STDC__) && __STDC__ extern int getopt(int, char * const *, const char *); #else extern int getopt(); #endif
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