主催者の対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/18 03:25 UTC 版)
「シンコウシングラー事件」の記事における「主催者の対応」の解説
レース前とレース後の負担重量の差が(日本中央競馬会競馬施行規程で)定められている1キログラムの範囲を超えていたことから、中央競馬の主催者である日本中央競馬会 (JRA) はシンコウシングラーを失格とした。シンコウシングラーに関連する13億円あまりの勝馬投票券は不的中として扱われ、返還はされなかった。日本中央競馬会は競馬法に照らし、返還規定には当てはまらないとの見解を示している。外部に向けた謝罪などはなかったという。 日本中央競馬会はレースの翌日に裁決委員会を開き、柴田善臣と栗田博憲の双方に落ち度があったと認め、柴田には20万円、栗田には上限額となる50万円の過怠金を科した。なお、この案件は調教師と騎手との問題と判断されたため、検量室を管轄する職員(検量委員)は責任を問われなかった。 再発防止策としては検量の回数が増やされ、装鞍所において鞍の検量を行うこととなり、1999年7月17日から実施に移された。
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