主な損傷事例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/08 20:44 UTC 版)
2000年12月4日、2号ゲートが上流側へ大きく傾いていることが確認された。調査の結果、2号ゲートでは戸当たりの金物が脱落、コンクリートが深さ最大30cmにわたって破損しており、他のゲートも戸当たりに損傷を受けていた。操作不能となった2号ゲートから順に、仮締切を設置して損傷箇所の復旧が行われた。 2008年度末に実施した管理橋の橋梁点検で、第4径間の主桁(G4)に大クラックが発見され、詳細調査の結果、塩害によりPCケーブル2本が部分破断していることが判明した。外ケーブルの追加による補強が実施されたが、工事の段階で他の主桁(G1およびG2)のクラック、外ケーブル定着部の微細クラックも発見されたため、補強方法の再検討が必要となり、炭素繊維シートによる補強が追加された。
※この「主な損傷事例」の解説は、「新潟大堰」の解説の一部です。
「主な損傷事例」を含む「新潟大堰」の記事については、「新潟大堰」の概要を参照ください。
- 主な損傷事例のページへのリンク