丸谷 肇とは? わかりやすく解説

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丸谷肇

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/28 07:16 UTC 版)

丸谷 肇(まるたに はじめ、1946年 - 2016年3月14日)は、日本社会学者鹿児島国際大学福祉社会学部教授を歴任[1][2]。専門は、雇用労働問題。

経歴

1969年法政大学社会学部を卒業し、1973年に同大学院修士課程を修了し、1978年博士課程満期退学した[3]

1977年日本国家公務員労働組合連合会(国公労連)に専従職員として入職し、1989年には調査部長となった[3]

1993年に鹿児島経済大学社会学部(鹿児島国際大学福祉社会学部の前身)助教授となり、1999年に教授へ昇任、2000年からは改組に伴い鹿児島国際大学福祉社会学部教授となった[3]

この間、1993年からは行財政総合研究所理事を務め、1994年からは法政大学大原社会問題研究所嘱託研究員でもあった[3]

また、大学教員に転じた後も、労働運動に関わり、日本私立大学教職員組合連合中央執行委員長などを務めた[4]

2014年に大学の学長の権限を強化する学校教育法国立大学法人法の改正の国会審議が進められていた当時には、内田樹らとともに反対の署名運動を呼びかけた[2]

2015年春に定年のため鹿児島国際大学を退職し、実家のある市川市に移った[1]

おもな著書

単著

  • 日本の雇用政策:その展開と特質、いなほ書房/青雲社、2004年

脚注

  1. ^ a b 五十嵐仁. “3月15日(月) 先輩で友人であった丸谷肇さんのご冥福をお祈りいたします [日常]”. 五十嵐仁. 2016年3月19日閲覧。
  2. ^ a b 古田真梨子「学長の権限強化で大学が変わる!? 少子化のなか「生き残り」の改革推進。「独裁」の恐れも…」『週刊朝日』2014年6月27日、119頁。「内田樹・神戸女学院大学名誉教授らを中心に、改正案に反対する署名活動も進む。メンバーの一人、鹿児島国際大の丸谷肇教授(雇用政策)は、...」  - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧
  3. ^ a b c d 鹿児島国際大学 研究者データベース”. 鹿児島国際大学. 2016年3月19日閲覧。
  4. ^ 学校教育法の改悪を阻止するために、記者会見を行いました(4/24)”. 全国大学高専教職員組合 (2014年4月25日). 2016年3月19日閲覧。



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