丸型和文印
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/11 01:23 UTC 版)
すべての郵便局に配備されている一般的な消印である。1989年以降、櫛形印に代わり配備が始まった消印である。名称通り、表記は和文によりなされており、国内宛郵便物の引き受け等に使用される。形状に関しては、主に大型局での郵便物押印作業に使用するL字型の槌型と、普通の郵便窓口で使用するI字型の棒型との別がある。槌型は現在でもインク台を必要とする金属印が主流であるが、棒型は金属印からインク台を必要としないインク浸透式印(俗に言うシヤチハタ印)へ移行している。なお最近では、インク浸透式印が半数以上の郵便局に配備されており、金属印は姿を消しつつある。 内容としては 郵便局名 日付YY.MM.DD(ただし、YYは和暦年) 時間帯 (0-8、8-12、12-18、18-24) が記載される。 郵便局名は基本的にはフルネームで表記されるが、旧特定局や簡易局で人口5万人以上の都市名・都道府県名がついていない局や、普通局で同一名称の局がある場合は、局名表示の頭部分や、局名表示欄の下にあるスペース部分に、都道府県名が表記される。
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