世系書き換え
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/03 21:52 UTC 版)
井上家は元は井上玄覚因碩を一世としていたが、幻庵因碩は井上家の家格を上げるために、玄覚因碩の師であった二世名人中村道碩を井上家一世とする書き換えを行ったと見られる。そのため、幻庵因碩は家督を継いだ時には十世であったが、後に十一世を名乗るようになった。 また、本因坊道策以来、名人(九段)と上手(七段)の間を「半名人」(八段)と呼んでいたのを、「準名人」という呼び方にしたのが幻庵因碩で、次第にこちらが定着していった。
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