世祖の越権行為批判
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/21 16:09 UTC 版)
端宗即位、世祖が先に立って≪歴代兵要≫兵書の編纂に参加した集賢殿学士の品階を昇進させようと思った。歴代兵要と兵書の責任者が世祖であったからである。しかし、彼は書籍の編纂事業は集賢殿本来の業務であり、昇進する理由がないと端宗に上訴し、自分の昇進に反対した。また、この事を首陽大君が出て処理するに対しても反対した。 すなわち、官職を下賜し、褒章を与えることは国家の公器であり、軽率に施行することができず、そして宗臣の身分で私恩を施そうとする首陽大君の行いは非常に不当であるというのである。彼は自分の職責が義理上不可能であると集賢殿直提学に전보された。
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