世界的指揮者・小澤征爾との友情
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/06 07:18 UTC 版)
「萩元晴彦」の記事における「世界的指揮者・小澤征爾との友情」の解説
指揮者・小澤征爾とはTBS時代からの親友。かつて小澤がNHK交響楽団と対立し、日本の音楽界から孤立したいわゆる「小澤事件」の際、萩元は小澤に日本武道館で第九を指揮する番組企画を持ちかけた。これが、初期TBSの名ドキュメンタリーと言われる「現代の主役・小澤征爾"第九"を揮る」である。 その後も二人の「撮る」「撮られる」関係は続き、『北京にブラームスが流れた日〜小澤征爾・原点へのタクト〜』(1978)、『クラシックスペシャル 先生聞いてください・斎藤メモリアルコンサート』(1984)、『赤い夕日〜小澤征爾,故郷の指揮台に立つ〜』(1994)など数々の番組で小澤を記録しつづけた。 1997年には長野オリンピックにおける開会式・閉会式の総合プロデューサーを務めたが、この際にも萩元は親友の小澤に協力を依頼。世界各地をテレビ中継でつなぎ、小澤指揮のもと同時に第九を合唱するという企画を実現させた。
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