世界文化遺産候補「四国八十八箇所」と島四国との関係
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弘法大師空海が創始したと伝わる四国八十八箇所は、2014年、開創1200周年の節目を迎えた 同霊場は、世界文化遺産の有力候補のひとつとして、世界的にも脚光を浴びつつある。四国八十八箇所のゴールである高野山金剛峰寺は、2010年には既に先行して世界文化遺産に正式登録されている。しかし、この四国八十八箇所の縮図版・凝縮版が「島四国」として歴史的・伝統的に存在し、21世紀の現在も活発に開催されているということは、あまり知られていない。戦前には数多く存在した大小の八十八箇所(島四国、島遍路)も、近年、瀬戸内海圏の島々の急激な人口減少、少子高齢化、過疎化、寺院や石仏の老朽化などの社会的物理的要因により、衰退している所が多い。なかには、すでに島四国という文化そのものが消滅してしまったところも少なくない。
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