不等&可変トルク配分電子制御AWD(VTD-AWD)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 04:49 UTC 版)
「シンメトリカルAWD」の記事における「不等&可変トルク配分電子制御AWD(VTD-AWD)」の解説
1991年式スバル・アルシオーネSVXにはバリアブルトルクディストリビューション(VTD、可変トルク配分)AWDの初めてのバージョンが搭載された。通常のトルク配分は前36%、後ろ64%であり、VTDのもっと後の実装では前45%、後ろ55%のトルク配分が使われた。リア(後ろ)に偏ったトルク配分は、AWD車で起こるアンダーステアを低減させる。VTD-AWDはセンターデフ(中央「差動装置)中の遊星歯車およびビスカスカップリング(粘性式クラッチ)リアデフと共に多板クラッチを使用して、最大50:50の比でトルクを配分する。VDCの追加によって、全トルクを単一の車輪に送ることができる。
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