不思議な袋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 10:08 UTC 版)
「千夜一夜物語のあらすじ」の記事における「不思議な袋」の解説
バートン版「ペルシャ人アリ(第294夜‐第308夜)」 東洋文庫版「ペルシャ人アリーの物語(第294夜‐第308夜)」 ペルシア人のアリは、袋を万引きしようとしたクルド人をつかまえた。しかしクルド人は、これは自分のものであると主張する。法官(カーディー)が袋の中身を問うと、クルド人は千頭の家畜やら何棟の家屋やらありえないことを言う。対するアリも、何千の軍隊とか何個の国家など、どんどん話が過剰化する。実際に袋を開いてみると、中にはみかんの皮が数枚と、オリーブの実が若干あるだけだった。あきれはてている法官をよそに、それはクルド人のものだと言い残してアリは立ち去った。
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