下部リーグ相当のリーグ戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 01:17 UTC 版)
「メジャーリーグサッカー」の記事における「下部リーグ相当のリーグ戦」の解説
これらはMLSは直接関与しておらず、日本で言うJリーグとJFL以下の諸リーグの関係に相当する。そのため、現段階ではこれら下位リーグとの成績上の自動昇・降格や入れ替え戦は実施されておらず、当面これを導入するめども立っていない。いわゆる独立リーグやセミプロフェッショナルリーグといわれる。 以下は主にアメリカ国内のリーグを記載するが、カナダやカリブ海各国のクラブもこれらのリーグに参加し、様々な国にとってのサッカーピラミッドを複合的に形成している。 北米サッカーリーグ(NASL):2部リーグ相当 MLSの実質的な下部リーグのうち最大のものは、2009年まで2部から4部に相当するリーグを運営していたユナイテッドサッカーリーグ(USL)であったが、2009年に同リーグの株式を保有していたナイキがこれを売却したことに対してUSL1部と2部の複数のクラブが反発し、NASL(かつて存在した北米サッカーリーグと同名の新リーグ)の結成と、2010年度からのUSL脱退を宣言した。しかし、USL、NASLともにチーム数が不足することから、2010年は米国サッカー連盟(USSF)の仲介により暫定的に両者が共同し、USSFディビジョン2プロリーグを組織して2部相当のリーグとした。 2011年からは、NASLとUSLがそれぞれ独立し、NASLが2部相当のリーグとなっている。 USLプロ:3部リーグ相当 2009年までのUSL1部2部の各クラブのうち、MLSに昇格したクラブとNASLに参加したクラブを除く、USLに残ったクラブと新設されたクラブによって新たに1部構成で組織したリーグ。USLとしては1部リーグ相当。 カナダサッカーリーグ:3部リーグ相当 カナダの国内リーグとしては最上位。これより上はMLS、NASLとなる。 USLプレミアデベロップメントリーグ:4部リーグ相当 USLの下部リーグ。独自の年齢制限を設けて若年層を育成するリーグとしている。 ナショナルプレミアサッカーリーグ(NPSL):4部リーグ相当 合衆国成年サッカー協会(USASA):5部リーグ相当 合衆国クラブサッカー(USCS):5部リーグ相当
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