ユナイテッドサッカーリーグとは? わかりやすく解説

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ユナイテッドサッカーリーグ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/05 16:23 UTC 版)

ユナイテッドサッカーリーグ
業種 サッカー
設立 1986
創業者 フランシスコ・マルコス[1]
本社
事業地域
主要人物
  • ジェイク・エドワーズ (社長)
  • Alec Papadakis (CEO)
  • ロブ・ホスキンス (会長)
ウェブサイト uslsoccer.com
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ユナイテッドサッカーリーグUnited Soccer League (USL))は、アメリカ合衆国とカナダに所在するチームを中心とするサッカーリーグ、およびそれを運営する組織である。プロ、アマチュアの男子・女子によるリーグも含まれる。現在はUSLチャンピオンシップUSLリーグ1USLリーグ2、ユースリーグのスーパーYリーグを運営している。アメリカ合衆国サッカー連盟とアメリカ合衆国成年サッカー協会に加盟している。USLはタンパに本部を構える[2]

概要

USLは将来のMLS参入を目指そうとするチームや選手に実践機会を提供することでレベルアップをうながそうと設立されたプロサッカーリーグである。現在はMLSへ直接参入(昇格)するシステムがないため、位置づけとしては独立リーグであるが、実質的なMLSの下部リーグとして機能している。

現状

成年男子のリーグについては、2009年まで北米2部相当のUSL1部、同3部相当のUSL2部の2部構成であったが、同年にUSLの株式を保有していたナイキの株式売却に端を発し、複数のクラブが北米サッカーリーグ(NASL)として独立。ただし2010年についてはアメリカサッカー協会の仲介により暫定的に「USSF2部プロリーグ」として2部リーグを統合(ただしリーグ戦ではUSLとNASLの2つのカンファレンスに分けて実施)して行ったが、2011年に正式に分離・再編成となり、現在は以下の構成となっている。

まず2部に当たる「NASL(新)」が9クラブ。3部リーグ相当のUSLプロが2ディヴィジョン12クラブ、さらに地域ごとに4つのカンファレンス・8つのディビジョンに細分化した4部相当のUSLプレミアデベロップメントリーグ(選手育成を主眼としたアマチュアリーグで、23歳を超える選手は1チーム8人までの制限があり、また18歳以下の選手を必ず3人登録する)に76クラブが参加している。USLプロにはアメリカ国内全土およびアンティグア・バーブーダに、USLプレミアデベロップメントリーグにはカナダバミューダ諸島にそれぞれ本拠地を置くクラブがある(なお4部にはこれとは別にナショナルプレミアサッカーリーグもある)。

2019年シーズンより、2部相当。

また、女子の北米2部リーグであるUSL Wリーグ、17歳超20歳以下選手のリーグであるスーパー20リーグ、17歳以下の選手のリーグであるスーパーYリーグも運営している。

日本人の所属

1997年に間瀬秀一がゴールデン・イーグルスに入団。以降、2005年度シーズンに、元アルビレックス新潟深澤仁博がカナダ・モントリオールにあるチーム「モントリオール・インパクト」に、2007年度シーズンからは1部の「ミネソタ・サンダー」に、元アビスパ福岡ザスパ草津所属の太田恵介が、2部リーグの「クリスタルパレス・USA」に元アローズ北陸所属の原田慎太郎が加入した。

役員

  • Rob Hoskins – 会長[3][4]
  • Alec Papadakis – 最高経営責任者、業務執行社員
  • Jake Edwards – 社長
  • Justin Papadakis – 最高執行責任者
  • Court Jeske - 副社長
  • Karen Gittens - 最高財務責任者
  • Steven Short – USLリーグ1副社長

脚注

  1. ^ Kennedy, Paul (2018年3月7日). “Francisco Marcos: 'The impatient train left a long time ago'” (英語). Soccer America. https://www.socceramerica.com/publications/article/77036/francisco-marcos-the-impatient-train-left-a-long.html 2018年12月14日閲覧。 
  2. ^ About”. www.uslsoccer.com. 2017年8月22日閲覧。
  3. ^ USL Executives”. United Soccer League (USL). 2019年3月26日閲覧。
  4. ^ USL Expands, Strengthens League Office”. United Soccer League (USL). 2017年2月8日閲覧。

外部リンク


ユナイテッド・フットボールリーグ (フィリピン)

(ユナイテッドサッカーリーグ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/03 01:18 UTC 版)

ユナイテッド・フットボールリーグ
加盟国 フィリピン
大陸連盟 AFC
創立 2009
最終年 2016
参加クラブ 12
国内大会 UFLカップ
リーグカップ UFL FAリーグカップ
UFL FAカップ
国際大会 AFCカップ
最新優勝クラブ グローバル (3回目) (2016)
最多優勝クラブ グローバル
(3回)
公式サイト UFL.ph

ユナイテッド・フットボールリーグ: United Football League)は、フィリピンサッカー連盟が主催していた、フィリピン国内におけるサッカーリーグである。2016年に閉幕した。

来歴

2008年限りで廃止となったフィリピノ・プレミアリーグに代わる形で2009年にセミプロ大会として始まり、初年度は16のクラブで構成されていた。現在はLBCエクスプレス社がリーグスポンサーとなっており、LBCユナイテッドフットボールリーグと表記されている。

また、2010〜11シーズンからAKTVネットワークが5年契約で放映権を取得した。

2017年よりフィリピン・フットボールリーグに改編された[1]

2016シーズン所属クラブ

クラブ名 設立 ホームタウン 2015シーズン成績
アギラ
2011
ケソン市 2部4位
セレス
2012
バコロド 1位
フォルザ
2010
モンテンルパ市 2部3位
グローバル
2000
タクロバン 2位
グリーン・アーチャーズ・ユナイテッド
1998
モンテンルパ市 6位
JPボルテス
2009
マニラ 2部2位
カヤ
1996
マカティ 4位
ラオス
2000
タクロバン 2部1位
ロヨラ・メラルコ・スパークス
2006
ケソン市 3位
マニラ・ノーマッズ
1914
パラニャーケ 新規参入
パサルガダエ
1996
マニラ 2部6位
スタリオン
2001
イロイロ 5位

撤退したクラブ

  • マニラ・ジープニー (2015)
  • メンディオラ (2010)
  • パチャンガ・ディリマン (2013-2015)
  • フィリピン・エアフォース (2010-2013)
  • フィリピン・アーミー (2010-2015)
  • フィリピン・ネイビー (2010-2012)

歴代優勝クラブ

シーズン 優勝
(回数)
準優勝 3位
2010 フィリピン・エアフォース (1) カヤ ユニオン
2011 フィリピン・エアフォース (2) グローバル フィリピン・アーミー
2012 グローバル (1) カヤ ロヨラ
2013 スタリオン (1) グローバル ロヨラ
2014 グローバル (2) ロヨラ カヤ
2015 セレス (1) グローバル ロヨラ

主な日本人選手

脚注

  1. ^ PTV Network at PFF, pumirma ng kasunduan [PTV Network and the PFF signed an agreement] (Television production). People's Television Network. 12 April 2017.

関連項目

外部リンク




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