上田格
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上田 格(かんだ かく、1921年4月29日[1] - 2015年2月8日)は、日本の経営者、銀行家。鹿児島銀行頭取を務めた。
経歴
鹿児島県鹿児島市出身[2]。1939年に鹿児島県立第二鹿児島中学校(旧制、現鹿児島県立甲南高等学校)を卒業し[1]、1941年に鹿児島高等商業学校(現鹿児島国際大学)を卒業[2]。1942年11月出征、1945年11月復員[1]。1946年に鹿児島銀行に入行[2]。1948年伊集院支店を振り出しに、串良支店、都城支店と勤務し、1953年本店営業部貸付課長代理に着任して以降、ほぼ一貫して営業畑を歩む[1]。1972年に取締役に就任し、1978年に常務、1980年に専務を経て、1986年に副頭取に就任し、1988年3月には頭取に昇格[2]。日銀出身の塚本相次良前頭取の急逝を受けて、上田が鹿児島銀行初の生え抜きの頭取に就任した[1]。1992年6月に会長に就任し、1997年6月までに務めた[2]。
脚注
参考文献
- 人事興信所 編『人事興信録 第39版 上』人事興信所、1997年。
ビジネス | ||
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先代 塚本相次良 |
鹿児島銀行頭取 :1988年 - 1992年 |
次代 大野芳雄 |
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