上田劇場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 04:32 UTC 版)
現在の上田映劇の場所には明治時代から末広座という芝居小屋があったが、1917年(大正6年)に演劇場の上田劇場が開館した。上田劇場に続いて、1919年(大正8年)に上田演芸館が、1921年(大正10年)に上田電気館が開館している。上田劇場には1923年(大正12年)の関東大震災で焼失する前の旧帝国劇場と同じ作りの格天井があり、桟敷・花道・回り舞台などもあった。開館時には帝国劇場の専務取締役である山本久三郎から祝福の書面を受け取っている。開館当初は歌舞伎の興行などを行っており、大正時代には信濃黎明会の結成式の会場となったり、憲政会所属の衆議院議員である尾崎行雄の講演が行われたりもした。
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