上杉家の忠臣
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 04:50 UTC 版)
討ち入りを聞いた上杉綱憲が実父・吉良上野介を助けるため出陣しようとするも、幕府に睨まれるのを避けるために家老にとめられたというもの。この家老は千坂兵部もしくは色部又四郎だとされる。また、千坂高房は山鹿流の達人であるという設定がなされ、大石内蔵助と頭脳戦を展開する創作もみられる。 赤穂事件があった当初からこのような風説は存在し、元禄16年3月に書かれた『赤城士話』には、上杉綱憲が討ち入り後の赤穂浪士を討つべく泉岳寺に派兵しようとしたが家老達に止められたという風説を記しており、同書によればこれを聞いた国家老の長尾権四郎が激怒したという。
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