上久具の渡しと久具都比売橋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/26 19:46 UTC 版)
「久具都比賣神社」の記事における「上久具の渡しと久具都比売橋」の解説
久具都比賣神社の東には、「上久具の渡し」と呼ばれた渡し船が約90年間運航されてきた跡地がある。上久具の渡しは、1994年(平成6年)3月まで宮川両岸の上久具と棚橋を結び、人々や物資の往来に利用されていた。度会町立内城田小学校(現・度会町立度会小学校)へ児童が通学できるよう、1901年(明治34年)に航路が開かれ、後に児童以外の一般客や荷物の輸送が行われるようになった。 1994年(平成6年)、久具都比売橋が架橋されたことにより、三重県で最後まで運航されていた上久具の渡しは、その役割を終えた。宮川は水位変動が多く、上久具の渡しは利用者をたびたび困らせていた。2013年(平成25年)現在も上久具側には渡し場の跡がはっきりと残っており、対岸の棚橋側にも階段の通学路跡が見られる。
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