三河吉野朝の遺蹟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 21:39 UTC 版)
三河吉野朝の新都が存在したと伝承される「愛知県豊川市御津町御馬長床」周辺には、「都」「都橋」「御所」「御所宮」「剣(つるぎ)」「加美(かがみ)」「玉袋」「玉袋橋」「御馬」「膳田」「天神」「神場」「楠木」などの地名が残っている。これまで地元では「御津」「御所」「御所宮」等の地名は、持統上皇東三河御幸の聖蹟と言われてきたが、南朝史学会の藤原石山は、「御津」「御所」「御所宮」等の地名が持統上皇の聖蹟なら三種の神器の渡御を表わす「剣(つるぎ)」「加美(かがみ)」「玉袋」「玉袋橋」などの地名があるのは説明がつかないと御津町の地名は三河吉野朝に因んだ地名だと考察している。
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