三宅宗源とは? わかりやすく解説

三宅宗源

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/03 13:19 UTC 版)

三宅 宗源
基本情報
国籍 日本
出身地 中華民国
台湾嘉義市
生年月日 (1958-12-01) 1958年12月1日(65歳)
身長
体重
185 cm
85 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 1980年
初出場 1981年7月16日
最終出場 1983年7月3日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

三宅 宗源(みやけ そうげん、1958年12月1日 - )は、台湾中華民国嘉義市出身の元プロ野球選手。左投げ左打ち。帰化以前の名は「李 宗源」。

経歴・人物

ロッテオリオンズのスカウトだった三宅宅三によって、台湾球界きっての左の速球投手として見出され、1980年にロッテの練習生となった。

当時のチームではレロン・リーレオン・リー(リー兄弟)が実力をいかんなく発揮していたので、外国人枠の関係で1981年7月7日に三宅と養子縁組をする形で日本に帰化し、正式にオリオンズの選手となった。

スリークォーターの柔らかいフォームから投げ込むストレートが武器で、変化球としては、横に流れるカーブシュートを持っていた。しかし、球威と反比例してコントロールはあまりよくなく、このこともあって目立った成績を残すことはできなかった。

1984年山本功児とのトレードで読売ジャイアンツに移籍。しかし、こちらでは公式戦登板の機会がないまま1985年オフに引退した。

引退後は肝油ドロップで知られる河合製薬の営業職となり、台湾においてドロップの販売拡大に貢献している。

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
1981 ロッテ 17 3 0 0 0 1 1 1 -- .500 146 32.2 23 2 34 0 0 21 1 1 17 16 4.36 1.74
1982 23 15 3 0 0 4 11 0 -- .267 481 101.1 90 8 88 2 9 79 3 0 69 59 5.26 1.76
1983 14 5 0 0 0 0 4 0 -- .000 167 32.0 38 4 36 0 2 27 2 0 33 32 9.00 2.31
通算:3年 54 23 3 0 0 5 16 1 -- .238 794 166.0 151 14 158 2 11 127 6 1 119 107 5.80 1.86
  • 各年度の太字はリーグ最高

記録

  • 初登板:1981年7月16日、対西武ライオンズ後期2回戦(平和台球場)、6回表から2番手で救援登板、2回3失点
  • 初先発登板:1981年8月16日、対阪急ブレーブス後期8回戦(札幌市円山球場)、4回2/3を4失点(自責点3)で敗戦投手
  • 初セーブ:1981年8月25日、対南海ホークス後期8回戦(大阪球場)、10回裏無死から3番手で救援登板・完了、1回無失点
  • 初勝利:1981年9月26日、対日本ハムファイターズ後期13回戦(川崎球場)、8回表1死から2番手で救援登板・完了、1回2/3無失点
  • 初先発勝利:1982年4月18日、対阪急ブレーブス前期3回戦(川崎球場)、7回2失点
  • 初完投:1982年4月25日、対近鉄バファローズ前期6回戦(宮城球場)、9回2失点で敗戦投手
  • 初完投勝利:1982年8月14日、対南海ホークス後期7回戦(大阪球場)、9回2失点

背番号

  • 27 (1980年 - 1983年)
  • 10 (1984年 - 1985年)

関連項目





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