三十六歌仙扁額
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 04:43 UTC 版)
三重県伊賀市の敢國神社(伊賀国一宮)には三重県指定有形文化財とされる三十六歌仙扁額が存在する。桃山時代末期のものとされ、『公室年譜略』において慶長14年(1609年)に「寛永の三筆」の一人である近衛信基が、「山徳」(詳細不明)が描いた絵に和歌を記したうえで神社に奉納したと記載されている。 三十六歌仙を描く扁額は本来36面を必要とするものだが、敢国神社に伝わるものは3面1組の12面構成となっている。 敢國神社所蔵のものは、奉納された当初の状態のまま欠落のない状態で保存されている点で特筆に値する。
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