三人の阿闍梨
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 16:04 UTC 版)
「ジャムグン・コントゥル・ロドゥ・タイェ」の記事における「三人の阿闍梨」の解説
ジャムグン・コントゥル・ロドゥ・タイェ(カギュー派)、チョギュル・デチェン・リンパ(ニンマ派)、ジャムヤン・キェンツェ・ワンポ(サキャ派)は、リメ運動(超宗派運動)の指導者として知られる偉大な三人のラマであり、彼らは「混ぜ合わされた心」として互いに親交があった。 ジャムグン・コントゥル・ロドゥ・タイェは、チョギュル・リンパとキェンツェ・ワンポによって、訳経法師ヴァイローツァナの真正の化身、意識的な再生として認定され、即位した。 彼らはすべて、相互に師であり弟子であったので、彼ら各々の教えとテルマの相承系譜は、他の二人のラマによって護持された。 このようにして、彼らが相互に援助し合った結果、仏法と一切有情に対して彼らが共同で成した利益は、あたかも天空に昇る太陽のようであった。これら三人の偉大なラマは、その比類ない悟りと事業が、先入観や偏狭な宗派意識を離れたリメ(超宗派)のラマとして、チベット中に、そしてついには、世界中にその名が轟くようになり、またこのようにして、有情に果てしない利益と霊感を与えたのである。
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