一束一本
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 10:18 UTC 版)
松囃子の祝賀を受けた者が贈る返礼品のことで、杉原紙の1束(10帖)と扇1本を組み合わせたもの。鎌倉時代以降の武家の贈答の形式である。小早川秀秋が名島城にて筑前国を治めていた頃は銭50貫文を渡されていたが、黒田家の福岡藩では一束一本を与えるようになった。現在でも松囃子に対して各家や各企業はこの一束一本を三方に乗せて御礼としている。
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