一千周年の記念建造物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/07/20 22:25 UTC 版)
「パンノンハルマの大修道院」の記事における「一千周年の記念建造物」の解説
896年にマジャール人が入植してから一千年になるのを記念して、1896年にカルパティア山脈の盆地(the Carpathian Mountain Basin)に7つの記念建造物が建てられた。それらのうちの一つをパンノンハルマでは今でも見る事が出来る。建造物は高さ26 mで、ハンガリーの王冠を表す巨大な青銅のレリーフを持つ二重の外殻のドームを備えていた。しかし、外殻は損傷のために1937年から1938年に取り外され、現在の姿になった。二つの窓が内部に光をもたらし、仕切られていない円形の空間が背の低いドーム(かつての内殻)に覆われている。 東側の壁には未完のままになったフレスコ画が描かれている。ヴィルモス・アバ・ノヴァーク(Vilmos Aba Novák)が1938年に描いたもので、ハンガリー建国にまつわる寓意的情景が投影されている。
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