ヴラデック・スピーゲルマン (Vladek Spiegelman)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/11 14:35 UTC 版)
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アートの父。戦後にアメリカへ移住したポーランド系ユダヤ人。若い頃はルドルフ・バレンチノのようなハンサムと言われていた。貧しい家庭の出身だったが、頭が良く商才に長けていたので、工場の経営者として成功する。だがドイツのポーランド侵攻により、全てを失い、妻と共に国外逃亡を図るが、騙されてアウシュヴィッツに送られる。才覚と運で生き残ったが、現代では度を超した吝嗇と頑固さで後妻や息子夫婦を悩ませる様子も描かれている。渡米して間もない頃、仕事場の黒人社員から置き引きの被害にあった経験により、黒人に対して強い不信感を抱いている。心臓を患っており、幾度となく発作を起こしている。1982年、持病の心疾患が悪化し、うっ血性心不全によって息を引き取る。
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