ヴェイグリーノーブルとサーアイヴァー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 18:36 UTC 版)
「凱旋門賞」の記事における「ヴェイグリーノーブルとサーアイヴァー」の解説
1968年の凱旋門賞の主役は、ヴェイグリーノーブル(Vaguely Noble)とサーアイヴァー(Sir Ivor)だった。2歳の時に馬主の死去によってセリに出されたヴェイグリーノーブルは、従来の高値記録の4倍の値段で買われた。クラシック登録をしていなかったヴェイグリーノーブルは凱旋門賞を目標とし、前哨戦を勝って本命で凱旋門賞を迎えた。一方のサーアイヴァーはイギリスの二冠馬だった。しかし夏に調子を落として休養し、凱旋門賞ではまだ完全に復調しているとは言えない状態だった。 ヴェイグリーノーブルは終始危なげないレースで勝ち、3馬身離れた2着にサーアイヴァーが入った。ヴェイグリーノーブルはクラシック競走に出られなかったが、凱旋門賞で負かした相手がもっていたクラシックレースのタイトルは11を数えた。凱旋門賞のあと、サーアイヴァーはイギリスのチャンピオンステークスとアメリカのワシントンDCインターナショナルを勝ち、間接的にヴェイグリーノーブルの強さを証明した。
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