ワーディアン・ケース
室内小型温箱。室内温室。グリーンボックス。ガーデンケース。Wardian Case
プラスチックやアルミニウム、ガラス、ビニールなどを素材とするフレームケース。室内栽培での加温や加湿に便利なケース。一般に、奥行75~90cm、幅90~150cm、高さ120~150cm、底面積0.5~1㎡のケース。
◇「ワーディアン・ケース」の由来
1834年、イギリスの外科医・博物学者ナサニエル・バグショー・ワード(Nathaniel Bagshaw Ward,1791~1868年)がガラスを用いた密閉ケースに英国産のシダを入れ、英国からオーストラリアのニュー・サウス・ウェールズまでクリッパー(快速帆船)で航海させた。航海中はケースを開けず、一滴の水も与えなかった。6ヶ月に及ぶ航海にもかかわらず、シダは生き生きとした緑色を保っていた。彼は1839年にこのケースを解説する記事を雑誌に掲載した。更に、彼は1842年に『ガラスで完全に密閉された箱における植物の成長』という著書を出版した。ワード氏によるこのケースは後に「ワーディアン・ケース」と呼ばれるようになり、室内小型温室の原型となった。
プラスチックやアルミニウム、ガラス、ビニールなどを素材とするフレームケース。室内栽培での加温や加湿に便利なケース。一般に、奥行75~90cm、幅90~150cm、高さ120~150cm、底面積0.5~1㎡のケース。
◇「ワーディアン・ケース」の由来
1834年、イギリスの外科医・博物学者ナサニエル・バグショー・ワード(Nathaniel Bagshaw Ward,1791~1868年)がガラスを用いた密閉ケースに英国産のシダを入れ、英国からオーストラリアのニュー・サウス・ウェールズまでクリッパー(快速帆船)で航海させた。航海中はケースを開けず、一滴の水も与えなかった。6ヶ月に及ぶ航海にもかかわらず、シダは生き生きとした緑色を保っていた。彼は1839年にこのケースを解説する記事を雑誌に掲載した。更に、彼は1842年に『ガラスで完全に密閉された箱における植物の成長』という著書を出版した。ワード氏によるこのケースは後に「ワーディアン・ケース」と呼ばれるようになり、室内小型温室の原型となった。
- ワーディアンケースのページへのリンク