一滴の水
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/29 04:32 UTC 版)
有名な「滴水」の字の因縁のお話。たまたま滴水が、手桶の僅かな余り水を何気なしに捨てたところ、儀山善来に一喝をくらった。『一滴の水をも活かせ、一滴の水を無駄にすることこそ殺生なり』と叱責をされたことが、その後の滴水の人生を大きく左右する。この叱声を肝に銘じ、後年道号を「滴水」とし師である儀山善来の教えを忘れなかった。そしてその思いが、遷化の時の次の遺偈になるのである。『曹源一滴 七十余年 受用不尽 蓋地蓋天』
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