ワット・シー・サワーイとは? わかりやすく解説

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ワット‐シーサワイ【Wat Sri Sawai】


ワット・シーサワーイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/13 00:23 UTC 版)

ワット・シーサワーイ
วัดศรีสวาย
Wat Sri Sawai
基本情報
座標 北緯17度0分50秒 東経99度42分8秒 / 北緯17.01389度 東経99.70222度 / 17.01389; 99.70222座標: 北緯17度0分50秒 東経99度42分8秒 / 北緯17.01389度 東経99.70222度 / 17.01389; 99.70222
宗教 ヒンドゥー教
地区 ムアンスコータイ郡
スコータイ県
タイ
現況 遺跡
建設
形式 クメール建築英語版
様式 ロッブリー様式
着工 12世紀末-13世紀初頭
完成 15世紀
建築物
正面
資材 ラテライト煉瓦
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ワット・シーサワーイ(ワット・シー・サワイ、Wat Sri Sawai、タイ語: วัดศรีสวาย)は、タイスコータイの旧市内となるスコータイ歴史公園に位置する寺院(ワットwat)である。

歴史

ワット・シーサワーイは、12世紀末-13世紀初頭にクメール人によりヒンドゥー教寺院として創設された。その後、15世紀になって未完成であった建造物が改修されており、タイ人による仏教寺院となっている[1]

1907年の発掘では、ヒンドゥー教の神ヴィシュヌまぐさ(リンテル)や、神々の青銅の断片が発見された[1]

構成

ワット・シーサワーイは、周壁に囲まれており、正面は南を向く。当初、ヒンドゥー教寺院英語版として建造されたワット・シーサワーイは、低い基壇の上に、3基の塔堂(プラーン、prang)があり[2]、その東西に並ぶ塔堂はラテライトで構築されている。その後、15世紀に煉瓦で補修されるとともに漆喰の装飾が施された。塔堂の南側正面の左右に連なる石柱は、仏教寺院として構築された礼拝堂(ウィハーン、wihan)の遺構である[1]

脚注

  1. ^ a b c 金子民雄 『スコータイ美術の旅』星雲社、1985年、57-59頁。ISBN 4-7952-8957-3 
  2. ^ 中村浩 『ぶらりあるきチェンマイ・アユタヤの博物館』芙蓉書房出版、2016年、91-92頁。 ISBN 978-4-8295-0701-8 

関連項目

外部リンク



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