ワット・シーチュム (ラムパーン)とは? わかりやすく解説

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ワット・シーチュム (ラムパーン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/21 06:33 UTC 版)

ワット・シーチュム
วัดศรีชุม
Wat Sri Chum
基本情報
座標 北緯18度17分3秒 東経99度29分59秒 / 北緯18.28417度 東経99.49972度 / 18.28417; 99.49972座標: 北緯18度17分3秒 東経99度29分59秒 / 北緯18.28417度 東経99.49972度 / 18.28417; 99.49972
宗教 仏教
セクト 上座部仏教
地区 ラムパーン
ラムパーン県
タイ
建設
様式 ビルマ様式
着工 1892年[1]
完成 1897年
資材 木材煉瓦コンクリート

ワット・シーチュム (Wat Si Chum 〈Wat Sri Chum〉、タイ語: วัดศรีชุม) は、タイ北部ラムパーンにある仏教寺院である。寺院名の「シーチュム」は「菩提樹」の意である[2]

位置

ワット・シーチュムは、ラムパーン県の県庁所在地(ムアン)であるラムパーンのティパワン通り(: Thipwan〈Tippawan〉 Road)沿いに位置する[1]

歴史

ワット・シーチュムは1890年代のラーマ5世(在位1868-1910年)の統治時代に[1]、ラムパーン周辺地域の豊富なチーク材の伐採に従事していた[2]ビルマ系木材商の寄進により、ビルマ様式の寺院として創建された[3]。1906年にはビルマからの仏舎利が納められた[1]

寺院は1981年、タイ芸術局により国の史跡に登録された。1992年の火災により礼拝堂(ウィハーン)が大きく損壊したが、その後、同様の建築様式で再建された[1]

構成

  • 礼拝堂(ウィハーン、wihan
階段のある木材とコンクリートで構築された中央の礼拝堂は、層塔化した7層の屋根を備えており、その頂部には金色の相輪が立つ[1]
  • 本堂(ウボーソット、ubosot
層塔化した屋根をもつ方形の本堂が境内の南東側にある。その装飾された入口は煉瓦セメントで造られている[1]
  • 仏塔(チェーディー、Chedi
煉瓦とセメントで構築された仏塔もビルマ様式であり、ビルマから運ばれた仏舎利が納められている。周囲は化粧しっくいで装飾されている[1]

脚注

  1. ^ a b c d e f g h WAT SRI CHUM”. Tourism Authority of Thailand. 2017年8月28日閲覧。
  2. ^ a b Wat Sri Chum in Lampang”. Northern Thailand. northernthailand.com (2012年12月18日). 2017年8月28日閲覧。
  3. ^ 谷克二 『タイ/ラオス歴史紀行』 日経BP2008年、(第3版)、137頁。ISBN 978-4-86130-336-4

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