ロールス・ロイス・ボートテイルとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ロールス・ロイス・ボートテイルの意味・解説 

ロールス・ロイス・ボートテイル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/17 07:44 UTC 版)

ロールス・ロイス・ボートテイル
概要
製造国 イギリス
販売期間 2021年 - 2022年
ボディ
乗車定員 4名
ボディタイプ 2ドアコンバーチブル
エンジン位置 フロント
駆動方式 後輪駆動
パワートレイン
エンジン 6.75L V型12気筒ツインターボ
最高出力 460PS (338kW; 453.5bhp)/5,350rpm
最大トルク 720Nm (73.4kgm; 531lbft)/3,500rpm
変速機 8速AT
車両寸法
ホイールベース 2,032mm
全長 5,760mm
全幅 2,032mm
全高 1,581mm
テンプレートを表示

ロールス・ロイス・ボートテイル (Rolls-Royce Boat Tail) は、2021年にロールス・ロイスから発表された限定生産車である[1][2][3]

概要

ボートテイルは3台限定で製造された。

3名のオーナーはいずれもJ-Classヨットへの造詣が深いことから、そこにインスピレーションを受けたデザインになっている。そこでロールス・ロイスは、シャシーにコーチビルダーの手で帆船の船体の造形を移植する「ボート・テール・タイポロジー(類型論)」を現代の手法で表現する提案がなされ、それが採用された。手描きでデザイン案を描き、実物大のクレイモデルを製作。次にクレイモデルをデジタルでリマスターし、そこから型を作り、その上にアルミ板を載せてハンマーを使って手作業で成形。そして人の手による技術や工芸の技法を駆使しながら、アルミニウムのボディに磨きをかけ、調整を繰り返していくというヨットの建造と同じ技法が用いられた[4]

フロントにはロールス・ロイス特有のパンテオングリルを取り入れ、水平基調のデザインに緩やかな傾斜のAピラー、リアに向けて細くなっていくデザインやモーターボートのアウトデッキなどが特徴。木製のアウトデッキにはパラソルテーブル、グラスや冷蔵庫などを備えている[5]

ボディカラーは、2021年に発表された最初の個体はブルーで内外装が塗装され、2022年に発表された2台目のボートテイルはオイスターとソフトローズを基調に、ホワイトとブロンズの大きめなマイカフレークを加えた、ピンクゴールドのようなカラーで塗装されている[6]。最後の個体は現時点で発表されていない。

価格は2800万ドル(約31億2000万円)で、新車価格が史上最高額の自動車となる[7][8]

参照

外部リンク

Template:Rolls-RoyceTemplate:Rolls-Royce vehicles




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  ロールス・ロイス・ボートテイルのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

ロールス・ロイス・ボートテイルのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ロールス・ロイス・ボートテイルのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのロールス・ロイス・ボートテイル (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS