ロマノフスキー染色
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/16 15:31 UTC 版)
「染色 (生物学)」の記事における「ロマノフスキー染色」の解説
ロマノフスキー染色(Romanowsky stains)は還元したエオシンとメチレンブルー(時にその酸化物であるアズールAとアズールBを含む)の組み合わせを全て基本とする。この仲間にはライト染色(Wright's stain)、ジェンナー染色(Jenner's stain)、リーシュマン染色(Leishman stain)、ギムザ染色(Giemsa stain)、メイ・ギムザ染色(May-Giemsa stain)がある。 全て骨髄生検や骨髄穿刺液・末梢血液塗沫の検体を診るのに使われる。異なった種類の白血球を容易に区別できるためこれらのやり方はH&E染色よりも好まれる。また、これら全てはマラリアの様な血液の寄生虫を検出するにも向いている。
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