ロウソクノキとは? わかりやすく解説

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蝋燭木

読み方:ロウソクノキ(rousokunoki)

ヤマグルマ別称
ヤマグルマ科常緑高木薬用植物

学名 Trochodendron aralioides


ロウソクノキ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/31 01:20 UTC 版)

ロウソクノキ
ロウソクノキの果実
(Wikimedia Commons)
保全状況評価
ENDANGERED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : コア真正双子葉類
core eudicots
階級なし : キク類 asterids
階級なし : シソ類 lamiids /
真正キク類 I euasterids I
: シソ目 Lamiales
: ノウゼンカズラ科 Bignoniaceae
: ロウソクノキ属 Parmentiera
: ロウソクノキ P. cereifera
学名
Parmentiera cereifera (Seem.)
和名
ロウソクノキ
英名
candle tree

ロウソクノキ(学名:Parmentiera cereifera)はノウゼンカズラ科ロウソクノキ属の常緑高木

属名はフランスの農学者パルマンティエにちなみ、種小名cereiferaワックスをもつ意で、果実の表面が平滑でロウ質であることに由来する。和名と英名は果実の形状がロウソクに似ることにちなむ[1][2][3]

特徴

高さ5–7 mほど。葉は3出複葉からなり、葉柄にはヒレ状の翼がある。小葉は倒卵形で長さ3–9 cm、全縁または微歯牙縁で両端は細くなる。花は桃色がかった白色、径5 cmほどの幹生花で、花冠は鐘形で白色、裂片は波状縁で、夜間に開花する。果実は円柱状で径3 cm、長さ30–120 cmに達し、淡黄緑~黄褐色に熟し、リンゴの香りを有する[1][2][4][3]

分布

パナマ原産[1][2][4][3]

利用

大温室で栽培する。生育中は乾燥気味が望ましい。繁殖は実生か挿し木による[1]

ギャラリー

脚注

参考文献

  • 最新園芸大辞典編集委員会 編「ロウソクノキ」『最新園芸大辞典』 9巻(第2版)、誠文堂新光社、千代田区、1983年。ISBN 4416483058 
  • アルウィン・ジェントリー 著「ロウソクノキ」、岩槻邦男ら監修 編『朝日百科 植物の世界』 2巻、朝日新聞社、東京、1997年、153頁。 ISBN 9784023800106 
  • 日本インドア・グリーン協会「ロウソクノキ」『熱帯植物図鑑』誠文堂新光社、東京都文京区、2020年。 ISBN 9784416918852 
  • 最新園芸大辞典編集委員会 編「ロウソクノキ」『最新園芸大辞典』 9巻(第2版)、誠文堂新光社、千代田区、1983年。 ISBN 4416483058 

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