レーザー光線警戒技術
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/28 04:04 UTC 版)
「ミサイル警報装置」の記事における「レーザー光線警戒技術」の解説
赤外線追尾ミサイルとは別に、レーザー照射による誘導方法を用いたミサイルや誘導爆弾の場合は、この誘導レーザー光線を検出することでレーザー誘導ミサイルやレーザー誘導爆弾の飛来脅威が推定できる。 下記のレーザーが検出候補となる。 1.064µm帯: Nb(ニオブ)レーザー 1.064µm帯: YAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)レーザー 0.694µm帯: ルビーレーザー 0.532µm帯: YAGレーザー第二高調帯 0.515µm帯: Ar(アルゴン)レーザー また、レーザー光線の場合には360度全周を警戒する必要があるので、センサーを複数、又は1つのセンサーを非常に高解像度にしたものを使用する。 これらのセンサーによって入手したデータは波長別や時間軸によってマイクロプロセッサーによる分析が行なわれる。パルスレーザーは時間軸での変化が明らかなので容易に判別が可能である。
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