レノボ時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 04:07 UTC 版)
ThinkPadはレノボ移行後も、継続して神奈川県大和市のレノボ・ジャパン大和事業所(従来の日本IBM大和事業所内に併設)にて設計・開発やテストなどが行われた。なお、その後のIBM大和事業所の閉鎖計画もあり、2010年末以降は横浜市のみなとみらい地区(みなとみらいセンタービル)へ移転し、レノボ・ジャパン横浜事業所大和研究室にて行われている。 現在のシリーズ構成は、エントリーモデルのEシリーズ、スタンダードモデルのLシリーズ、ハイパフォーマンスモデルのTシリーズ、携帯性に優れたXシリーズ、マルチモードのYogaシリーズ、モバイルワークステーションのWシリーズとPシリーズである。 2008年1月には、レノボがIBMから受け継いだビジネス向けPCのブランドの「Think」(ノートブックPCのThinkPad、デスクトップPCのThinkCentreなど)に対して、消費者向けPCの新しいブランド「Idea」(ノートブックPCのIdeaPad、デスクトップPCのIdeaCentre)が発表され、両者の位置づけが明確化された。後にはコストパフォーマンスを重視した「エッセンシャル」を追加している。 2012年11月5日、「ThinkPad」20周年を記念して中国で生産されているThinkPadの一部を、山形県米沢市にあるNECパーソナルコンピュータ米沢事業場で受注生産することを発表した。今後は日本での販売分を国内生産に切り替えていく予定を発表し、2015年2月発売の「X1 Carbon」「X250」からカスタマイズモデルに関しては米沢生産に切り替わった。
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