レゲエDJ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 14:19 UTC 版)
「レゲエ#ディージェイ・スタイルの確立」および「サウンド・システム」も参照 レゲエにおけるDJの元祖は、50年代末に登場したサー・ロード・コミック、カウント・マチューキらである。元は他のジャンルと同じように選曲しイントロ部でその曲の紹介などを担当していたが、1960年代後半のU・ロイの登場以降はレコーディングに参加しトースティングやラップを披露するようになっていった。他にビッグ・ユース、Iロイらがいた。現在はレゲエにおける「DJ」と言えば、一般的にはサウンド・システムなどでバージョンやダブに合わせてトースティングする者を指す。他ジャンルにおけるDJと区別するため、「ディージェイ(dee jay)」と表記する場合もある。ディスクジョッキーと呼ばれることはない。他のジャンルにおけるDJにあたる者は、レゲエではセレクター(selector)と呼ばれる。セレクターには独自のスタイルがあり、曲のフック(盛り上がり)部分で逆回転して止めてしまったり(「Pull up」、「Rewind」、「Come again」と呼ばれる)セレクター自身が発言したりする。
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