ルーク・キャンベル (ボクサー)とは? わかりやすく解説

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ルーク・キャンベル (ボクサー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/21 02:27 UTC 版)

ルーク・キャンベル
2012年
基本情報
通称 Cool Hand (クールハンド)
階級 ライト級
身長 175cm
リーチ 180cm
国籍 イギリス
誕生日 (1987-09-27) 1987年9月27日(37歳)
出身地 イースト・ライディング・オブ・ヨークシャーキングストン・アポン・ハル
スタイル サウスポー
プロボクシング戦績
総試合数 24
勝ち 20
KO勝ち 16
敗け 4
テンプレートを表示
獲得メダル
イギリス
男子 ボクシング
オリンピック
2012 ロンドン バンタム級
イングランド
世界ボクシング選手権
2011 バクー バンタム級
ヨーロッパボクシング選手権
2008 リヴァプール バンタム級

ルーク・キャンベルLuke Campbell, MBE1987年9月27日 - )は、イギリスプロボクサーイースト・ライディング・オブ・ヨークシャーキングストン・アポン・ハル出身。ロンドンオリンピックバンタム級金メダリスト

来歴

アマチュア時代

2008年11月、リヴァプールで行われたヨーロッパアマチュアボクシング選手権にバンタム級(54kg)で出場し金メダルを獲得した[1]

2011年9月、アゼルバイジャン共和国バクーで行われた2011年世界ボクシング選手権大会にバンタム級(56kg)で出場し、銀メダルを獲得した。

2012年8月、ロンドンで行われたロンドンオリンピックにバンタム級(56kg)で出場。初戦でヴィットリオ・パリネッロ に11-9の判定で勝利すると、2回戦はデテリン・ダラクリエフに16-15の僅差で判定勝ち。準決勝では清水聡に20-11の判定で勝利し、決勝ではジョン・ジョー・ネビンに14-11の判定で勝利し金メダルを獲得した[2]

キャンベルの金メダル獲得を記念し金色に塗られたキングストン・アポン・ハル電話ボックス

ボクシングでの功績が認められ、2013年のMBEを受賞した。

アマチュアで153勝24敗の成績を残しプロに転向。

プロ時代

2013年7月13日、プロデビュー戦を行い1回1分28秒TKO勝ち。白星デビューを飾った。

2015年8月1日、キングストン・アポン・ハルのクレイブン・パークにてトミー・コイルとWBCインターナショナルライト級王座決定戦を行い、10回1分41秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。

2015年12月12日、ロンドンのO2アリーナにてアンソニー・ジョシュアディリアン・ホワイトの前座でイヴァン・メンディと対戦し、プロ初黒星となる12回1-2の判定負けを喫し王座から陥落した。

2016年3月26日、シェフィールドのシェフィールド・アリーナにてケル・ブルック対ケビン・ビジェールの前座でゲイリー・サイクスとコモンウェルスライト級王座決定戦を行い、2回2分58秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。

2016年7月30日、リーズのファースト・ダイレクト・アリーナにて元IBF世界スーパーフェザー級王者アルヘニス・メンデスとWBC世界ライト級シルバー王座決定戦を行い、12回3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。

2017年 9月23日、カリフォルニア州イングルウッドザ・フォーラムWBA世界ライト級王者ホルヘ・リナレスと対戦し、12回1-2(113-114、112-115、115-113)の判定負けを喫し王座獲得に失敗した[3][4][5]

2019年8月31日、ロンドンのO2アリーナでWBAスーパー・WBO世界ライト級王者ワシル・ロマチェンコとWBC世界ライト級王座決定戦を行い、12回0-3(109-118、108-119×2)の判定負けを喫し王座獲得に失敗した[6]

2021年1月2日、テキサス州ダラスアメリカン・エアラインズ・センターにてWBC世界ライト級4位のライアン・ガルシアとWBC世界ライト級暫定王座決定戦を行い、2Rに左フックでガルシアからキャリア初のダウンを奪うも、7回1分58秒に左ボディブローでTKO負けを喫し王座獲得に失敗した[7]

戦績

  • プロボクシング:24戦 20勝 (16KO) 4敗
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2013年7月13日 1R 1:28 TKO アンディ・ハリス イギリス プロデビュー戦
2 2013年10月5日 1R 1:59 TKO ネイル・ヘッパー イギリス
3 2013年11月2日 5R 2:00 TKO リー・コンネリー イギリス
4 2013年11月23日 4R 判定3-0 チャック・ジョーンズ イギリス
5 2014年2月22日 8R 1:38 TKO スコット・モイセズ イギリス
6 2014年7月12日 6R 判定3-0 クレイグ・ウッドラフ イギリス
7 2014年8月16日 2R 1:56 KO スティーブ・トランブル アメリカ合衆国
8 2014年9月20日 7R 2:09 TKO クリストフ・ソット ポーランド
9 2014年10月25日 5R 2:34 TKO ダニエル・エドゥアルド・ブリズエラ アルゼンチン
10 2015年3月7日 3R 0:55 TKO レビン・モラレス ニカラグア
11 2015年5月9日 3R 1:03 TKO アボウベカー・ベッセラヘム フランス
12 2015年8月1日 10R 1:41 TKO トミー・コイル イギリス WBCインターナショナルライト級王座決定戦
WBC世界ライト級挑戦者決定戦
13 2015年12月12日 12R 判定1-2 イヴァン・メンディー フランス WBCインターナショナル陥落
14 2016年3月26日 2R 2:58 TKO ゲイリー・サイクス イギリス コモンウェルス英連邦ライト級王座決定戦
15 2016年7月30日 12R 判定3-0 アルヘニス・メンデス ドミニカ共和国 WBC世界ライト級シルバー王座決定戦
16 2016年10月15日 4R 2:46 KO デリー・マシューズ イングランド WBCシルバー防衛1・コモンウェルス英連邦防衛1
17 2017年2月25日 2R 1:19 TKO ハイロ・ロペス メキシコ WBCシルバー防衛2
18 2017年4月29日 9R 1:28 TKO ダルレイス・ペレス  コロンビア
19 2017年9月23日 12R 判定1-2 ホルヘ・リナレス帝拳 ベネズエラ WBA世界ライト級タイトルマッチ
20 2018年5月5日 5R 2:18 TKO トロイ・ジェームズ イギリス
21 2018年9月22日 12R 判定3-0 イヴァン・メンディー フランス
22 2019年3月15日 5R 1:37 TKO エイドリアン・ユン メキシコ
23 2019年8月31日 12R 判定0-3 ワシル・ロマチェンコ  ウクライナ WBA・WBO世界ライト級タイトルマッチ
WBC世界ライト級王座決定戦
24 2021年1月2日 7R 1:58 TKO ライアン・ガルシア アメリカ合衆国 WBC世界ライト級暫定王座決定戦
テンプレート

獲得タイトル

脚注

  1. ^ Medallists by weight category”. AIBA. 20 September 2009時点のオリジナルよりアーカイブ。16 November 2008閲覧。
  2. ^ Luke Campbell – Events and results”. www.london2012.com. 28 January 2013時点のオリジナルよりアーカイブ。14 August 2012閲覧。
  3. ^ Linares edges Campbell to retain WBA lightweight title Fightnews.com 2017年9月24日
  4. ^ Linares retained his WBA belt in Inglewood WBA公式サイト 2017年9月24日
  5. ^ リナレスが2-1防衛、キャンベルの追撃かわす Boxing News(ボクシングニュース) 2017年9月24日
  6. ^ ロマチェンコがライト級3冠王 キャンベルに大差勝ち Boxing News(ボクシングニュース) 2019年9月1日
  7. ^ Ryan Garcia Gets Off The Floor To Knock Luke Campbell Out in Seventh BoxingScene.com 2021年1月2日

関連項目

外部リンク




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