リーダーシップのスタイル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/03 06:52 UTC 版)
「シチュエーションリーダーシップ」の記事における「リーダーシップのスタイル」の解説
ハーシーとブランチャードは、リーダーがフォロワーに与える「業務への関心度」と「人間への関心度」の量の観点からリーダーシップスタイルの特徴付けを行った。彼らは、すべてのリーダーシップスタイルを4つの行動スタイルに分類し、S1からS4と命名した。なお、これらのスタイルのうち3つのスタイルのタイトルは理論のバージョンによって異なる。 S1S2S3S4指示型(ディレクト) コーチ型(コーチ) 支援型(サポート) 委任型(デレゲイツ) 個人の習熟度が低い、手元の仕事に必要なスキルをすべて満たしていない、手元の仕事には熱心に向き合って取り組む初心者。 個人の習熟度が上がり、より多くの手元の仕事をこなし、仕事には意欲的。 個人の経験を積んでおり、さらに多くの仕事を実行できるが、自信や責任を負う意思がない。 個人は自立できる、自分の能力を十分に発揮することに満足している。仕事に対して責任を負うことに喜びを感じる。 なお、すべてのリーダーが常に使用するのに最適と考えられるスタイルはない。効果的なリーダーは柔軟かつ状況に応じて適応する必要がある。
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