リヨンメトロC線とは? わかりやすく解説

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リヨンメトロC線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/20 15:21 UTC 版)

C線
クロワ=パケ駅フランス語版に停車中のメトロD線(2012年)
基本情報
フランス
所在地 メトロポール・ド・リヨン
リヨンカリュイール=エ=キュイール
種類 地下鉄ラック式鉄道
路線網 リヨン・メトロ
起点 オテル・ド・ヴィル=ルイ・プラデル駅
終点 キュイール駅フランス語版
駅数 5駅
開業 1974年12月9日 (50年前) (1974-12-09)
全通 1984年12月8日
所有者 SYTRALモビリテフランス語版
運営者 RATP開発フランス語版
使用車両 MCL 80
路線諸元
路線距離 2.4km
軌間 1,435mm
複線区間 単線複線
最大勾配 170‰
ラック方式 シュトループ式(粘着式併用)
駅間平均長 613m
C線の路線図
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C線(セーせん、Ligne C)は、RATP開発フランス語版の運営するフランスリヨンメトロ地下鉄)路線の一つ。リヨン市内中心部のオテル・ド・ヴィル=ルイ・プラデル駅と、リヨン近郊北部カリュイール=エ=キュイールキュイール駅フランス語版を結ぶ。1974年に開業。

概要

リヨン市庁舎から北西方面、クロワ・ルースを経由してカリュイール=エ=キュイールにいたる全長2.4kmの短い路線。

元々はケーブルカー路線「フィセル1」と呼ばれるクロワ=パケのケーブルカーフランス語版であったルートを改造した経緯をもっている。そのため、176に達する急勾配がある。そのため、ルートの一部にラックがあるという、地下鉄でありながらラック式鉄道である世界でもユニークな地下鉄である。

車体はA線B線用とほぼ同一(車内は全席クロスシート)であるが、ラック式のため、ゴムタイヤはなく鉄輪のみである。オテル・ド・ヴィル駅〜クロワ=ルース駅間のトンネル内急勾配ばかりではなく、平坦露地や橋梁上を走る区間も長いため、故障や凍結その他の原因による車輪の空転・滑走を抑える砂撒き装置を先頭車の床下に備えている。全線複線だがキュイール駅付近のみ単線

C線の路線図

歴史

駅一覧

駅名 接続路線 所在地
オテル・ド・ヴィル=ルイ・プラデル駅 Hôtel de Ville - Louis Pradel メトロ A線 リヨン 1区
クロワ=パケ駅 Croix-Paquet  
クロワ=ルース駅 Croix-Rousse   1区、4区
エノン駅 Hénon   4区
キュイール駅 Cuire   カリュイール=エ=キュイール

脚注

関連項目

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