リョウショウ

デジタル大辞泉

りょう‐しょう〔レウ‐｜リヤウ‐〕【了承／^×諒承／領承】

読み方：りょうしょう

［名］(スル)事情をくんで納得すること。承知すること。承諾。「—を得る」「申し入れを—する」「—済み」

りょう‐しょう〔レウセウ〕【料^×峭】

読み方：りょうしょう

［ト・タル］［文］［形動タリ］春風が肌にうすら寒く感じられるさま。「—たる春風」「—の候」《季 春》

りょう‐しょう〔リヤウシヤウ〕【糧^×餉】

読み方：りょうしょう

軍隊の食糧。兵糧(ひょうろう)。

「南軍に—大(おおい)に至るの報あり」〈露伴・運命〉

りょう‐しょう〔リヤウシヤウ〕【良匠】

読み方：りょうしょう

１ すぐれた工匠。名工。

「厚値を受け、—の名を得るに至れり」〈中村訳・西国立志編〉

２ すぐれた学者。

りょう‐しょう〔リヤウセウ〕【良宵】

読み方：りょうしょう

よい晩。晴れて気持ちのよい夜。《季 秋》

りょう‐しょう〔リヤウシヤウ〕【良将】

読み方：りょうしょう

すぐれた武将。りっぱな将軍。「—の下(もと)に弱卒なし」

りょう‐しょう〔リヤウシヤウ〕【領掌】

読み方：りょうしょう

《「りょうじょう」とも》

１ 受け取ること。領収。

「金(かね)ヲ—スル」〈和英語林集成〉

２ 領地として支配すること。領知。

３ 承諾すること。了承。

「仙洞へまゐるべきよし—申したりけるが」〈保元・上〉

歴史民俗用語辞典

料峭

読み方：リョウショウ（ｒｙｏｕｓｈｏｕ）

春風が、肌にうすら寒く感じられるさま。

領掌

読み方：リョウショウ（ｒｙｏｕｓｈｏｕ）

（１）中世の田畑山野などの所領について現実に支配権を行使すること。
（２）納得し承諾すること。

季語・季題辞典

料峭

読み方：リョウショウ（ｒｙｏｕｓｈｏｕ）

春の風が寒く感じられるころ

季節 春

分類 時候

良宵

読み方：リョウショウ（ｒｙｏｕｓｈｏｕ）

月良き夜のことで、季語では多く十五夜

季節 秋

分類 天文

古典文学作品名辞典

令抄

読み方：リョウショウ（ｒｙｏｕｓｈｏｕ）

分野 養老令注釈書

年代 室町中期~後期

作者 一条兼良