リモートフレーム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/11 01:37 UTC 版)
「Controller Area Network」の記事における「リモートフレーム」の解説
一般に、データ送信は、データフレームを送信するデータ送信元ノード(例えば、センサ)との自律的な基準で実行される。しかし、宛先ノードが遠隔フレームを送信することによってソースからデータを要求することも可能である。 データフレームとリモートフレームには2つの違いがある。第一に、データフレームではRTRビットがドミナント(0)であったのに対し、リモートフレームではリセッシブ(1)となる。第二に、リモートフレームにはデータフィールドが存在しない。DLCフィールドは、要求されたメッセージ(送信されたものではない)のデータ長を示す。 同じ識別子を持つデータフレームとリモートフレームが同時に送信された場合、識別子に続くRTRビットがドミナント(0)であるデータフレームの方がアービトレーションを獲得する。
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