リモートデバッグプロトコル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/21 03:00 UTC 版)
「ゼロックス・ネットワーク・システム」の記事における「リモートデバッグプロトコル」の解説
ゼロックス社の社内イントラネット内にある8000台以上のマシンはすべてワイルドフラワー(Wildflower)アーキテクチャ(バトラー・ランプソン(Butler Lampson)が設計)を実行したため、マイクロコード用のリモートデバッグプロトコルが存在していた。 基本的には、マシンのメモリを覗いたり突いたりする機能により、地球上のどこにいてCシリーズまたはDシリーズマシンのマイクロコードの状態を停止して操作し、その後マシンを再起動することができた。 また、ワールド・スワップ・デバッガ用のリモートデバッグプロトコルがあった。 このプロトコルは、デバッガの「nub」を介してワークステーションをフリーズさせ、メモリの様々な部分を覗いたり突いたり、変数を変更したり、実行を継続したりすることができた。 デバッグシンボルが利用可能であれば、クラッシュしたマシンを地球上のどこからでもリモートデバッグできる。
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