リモートデスクトップへのアクセス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/03/09 04:22 UTC 版)
「Xnest」の記事における「リモートデスクトップへのアクセス」の解説
Xnest は他のコンピュータのデスクトップをローカルに表示するのにも使われる。 XDMCPを使うと、Xnestで他のコンピュータのデスクトップをウィンドウ内で動作させることができる。これは例えば Xnest :10 -query other_computer_name などとすればよい。リモートマシンは表示を行いたいマシンからの XDMCP コネクションを受理するよう設定しておく必要がある。 また、Xnext をリモートマシン上で動作させ、そのウィンドウをローカルのディスプレイに表示することもできる。つまり、XnestをリモートのXアプリケーションとし、ローカルなXサーバと接続させる(環境変数 DISPLAY を設定し、xauthなどを使ってリモートのアプリケーションからの接続を許可する)。そして、そのXnestをリモートマシンのXサーバとして機能させる(startx -- Xnest -geometry 800x600 などとする)。これには例えばSSHを使い、ssh -X other_computer_name などとして接続することで設定する。 さらに、Xnest は普通のXサーバとしても機能するので、リモートでアプリケーションを起動し、それらをローカルのXnestに接続することができる。
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