リチウムポリマー電池
ポリマー固体電解質を用いたリチウム電池のこと。ポリマー固体電解質とは、高分子材料と塩(えん)を相溶させ複合化した電解質で、リチウムポリマー電池は、負極にはリチウム金属フォイルなどポリマー固体電解質の複合体を、正極には活物質とポリマー固体電解質の複合体を、セパレーターにはポリマー固体電解質層を用い、これらをフィルム状にして絶縁体、集電体とともに層状に重ねて電池を構成する。この電池の特徴は、リチウム-イオン電池に比べ、液状の電解質を含まないため漏液がない、引火しにくく安全性が高い、形状の自由な設計ができるなどである。一方、60度以上の高温でないと性能が発揮できないという問題がある。
参照 リチウムイオン電池Weblioに収録されているすべての辞書からリチウムポリマー電池を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からリチウムポリマー電池
を検索
- リチウムポリマー電池のページへのリンク