リターンマッチ・ラバーマッチ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 04:17 UTC 版)
「ミッキー・ウォード」の記事における「リターンマッチ・ラバーマッチ」の解説
両者の再戦は同年11月23日に実現した。2戦目はガッティがボディ攻撃を中心にウォードを上手く攻め、3Rには強烈な左フックでダウンを奪う。何とか立ち上がるも一方的に攻められストップ負け寸前に陥ったが、驚異の粘りでこのラウンドを持ちこたえた。試合は第一戦に負けない白熱した展開となったが、ガッティが大差の判定で勝利した。 1勝1敗となった両者のラバーマッチは2003年6月7日に行われた。試合はガッティが序盤から攻勢に出るが、途中拳を負傷して手数が減る。しかし両者ともいつものように一歩も引かない打ち合いに応じた。第6R、このラウンド劣勢に立たされていたウォードだが、ガッティの隙を逃さずダウンを奪う。この瞬間観客は大いに盛り上がった。この試合も最後まで打ち合った末、判定でガッティが勝利を収めた。この試合の後、ウォードは前々から決めていた現役引退を公式に発表した。この試合も2003年のリングマガジン ファイト・オブ・ザ・イヤーに選出され、ウォードは3年連続でリングマガジン ファイト・オブ・ザ・イヤーに選出されることとなった。
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