ラーメンフォーク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 04:02 UTC 版)
「スガキコシステムズ」の記事における「ラーメンフォーク」の解説
スガキヤでラーメンを注文すると、レンゲの代わりに根元が大きく膨らんだ「ラーメンフォーク」と呼ばれるフォークが提供される。このラーメンフォークは、割り箸の大量消費による環境問題に配慮しノリタケと共同開発した食器で、割り箸がなくてもラーメンが食べられるような工夫がされており、1978年(昭和53年)に「箸よ、さらば」のキャッチフレーズとともに登場し、スガキヤの各店頭で使われ始めた。ラーメンフォークの導入によりレンゲの提供は廃止されたものの、割り箸が店頭から撤去されたわけではなく、その後も2008年(平成20年)春まで割り箸も用意されていた。 2006年(平成18年)秋より、フォーク部分が根元部分の正中に位置した形状へとリニューアルされたが、厚手の金属製のため、熱くて口に入れにくい、フォーク部分で麺を食べようとすると根元部分に溜まったスープがこぼれる等の理由から、箸を所望する客のため、2008年(平成20年)春の割り箸全廃以降はプラスチック箸が用意されている。ただし3月の半額セールの際には割り箸を使用することがある。 ラーメンフォークはそのデザインが評価され、2008年からニューヨーク近代美術館のミュージアムショップ「MoMA Design Store」の商品として販売されている。
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