ランドローバー90/110/127
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「ランドローバー・ディフェンダー」の記事における「ランドローバー90/110/127」の解説
1983年、ランドローバー・110の生産を開始。名称はホイールベースの長さが110インチ(2,794 mm)であったことに由来する。ホイールベース93インチ(2,362 mm)のランドローバー・90と、127インチ(3,226 mm)のランドローバー・127も追って登場した。 シリーズIIIとの外観上の差はほとんどなく、フルレングスのボンネット、グリルの変更、ホイールアーチが拡張された程度であった。エンジンやボディパネルはシリーズIIIからキャリーオーバーされたが、機構的にはコイルスプリングやフルタイム4WDを搭載するなど、大幅に近代化されている。 1984年に90が登場。同年よりドアウィンドウがレギュレーターハンドルによる巻き上げ式となり(シリーズIIIと初期の110は引き違い窓)、2.5 Lで69 PSを発生するディーゼルエンジンが搭載された。このエンジンは以前の2.3 Lエンジンの改良型であったが、より近代的な燃料噴射装置が搭載され、性能が向上した。また、レンジローバーに搭載される3.5 L V8エンジンの圧縮比を下げたバージョンが、5速トランスミッションとの組み合わせで搭載された。
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