ラバウル_(護衛空母)とは? わかりやすく解説

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ラバウル (護衛空母)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/15 13:27 UTC 版)

艦歴
発注:
起工: 1945年1月2日
進水: 1945年6月14日
就役: 未就役
退役:
その後: 1972年8月25日にスクラップとして売却
除籍: 1971年9月1日
性能諸元
排水量: 11,373 トン
全長: 557.1 ft (169.8 m)
全幅: 75 ft (22.9 m)
吃水: 32 ft (9.8 m)
機関:
最大速: 19ノット (35 km/h)
航続距離:
乗員: 士官、兵員1,066名
兵装: 5インチ砲2門、40mm機銃36基
搭載機:

ラバウル (USS Rabaul, CVE/CVHE/AKV-121) は、アメリカ海軍護衛空母コメンスメント・ベイ級航空母艦の17番艦。艦名は太平洋戦争の激戦地であるラバウルに因んで命名された。

艦歴

ラバウルは1945年1月2日にワシントン州タコマトッド造船所で起工した。1945年6月14日にアリス・シェード(ヘンリー・A・シェード造船官の妻)によって進水し、オレゴン州ポートランドのコマーシャル・アイアン・ワークスで竣工、1946年8月30日に海軍に引き渡された。

ラバウルは就役することなく太平洋予備役艦隊、ワシントン州タコマの第19艦隊に配属された。同地でモスボール処理され、冷戦初期にソ連との武力衝突に備えて保管された。1955年6月に CVHE-121(護衛ヘリ空母)に艦種変更され、1958年6月にサンディエゴに回航され太平洋予備役艦隊入りする。翌年には AKV-21(貨物航空機運搬艦)に再変更された。

ラバウルは1971年9月1日までサンディエゴの予備役艦隊で保管され、除籍後は1972年8月25日にカリフォルニア州ビバリーヒルズのニコライ・ジョフィ社にスクラップとして売却された。

登場作品

解体される直前に、姉妹艦英語版とともに映画『ダーティハリー2』(1973年、アメリカ合衆国)の撮影に用いられた。

関連項目

外部リンク


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