ラコンブとは? わかりやすく解説

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ラコンブ

【英】:Lacombe, Louis
[フランス1818~1884

執筆者: 上田 泰史 

 今からちょう200年ほど前の1810年代ヨーロッパでは、「ロマン主義」とよばれる芸術新時代を担う新しピアノ音楽名手たちが次々誕生していた。1810年生まれショパンシューマン続き11年リスト12年タールベルク13年アルカンヘラーといった才人たちが相次いで現れた。とくに産業目覚ましい発展遂げたパリでは、ロンドンならんでピアノ産業演奏会産業急速に発達しヨーロッパ中から大勢ピアニスト作曲家たちが集まり卓越した演奏技巧想像力豊かな発想通してその覇を競い合ったパリ楽壇ではショパンリストのような異国人エトランジェ)」がその強烈な個性によったスターダムにのし上がったが、実は1810年世代フランス人音楽家中には、彼らと並び称されピアニスト作曲家たちが少なからず存在したことが近年の研究によって明らかにされてきた。まだその作品はおろか名前さえ一般には殆ど知られていないが、13年生まれアルカンドビュッシーピアノ教えたパリ音楽院教授16年生まれマルモンテル17年生まれのプリューダン、18年生まれのラヴィーナはフランス輝かし1810年世代代表するフランス派(エコール・フランセーズ)」の旗手である。

ピアノ独奏曲

室内楽


ラコンブ

名前 Lacombe; Labombe

ラコンブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/30 01:29 UTC 版)

ラコンブ(Lacombe)は、フランス語圏の姓。




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