ライブロックとは? わかりやすく解説

ライブロック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/02 05:44 UTC 版)

ライブロック英語:Live rock)とは、珊瑚礁を形成する浅海において主に死サンゴの骨格が風化し、表層に様々な生物群集が繁殖した状態のものを指す。ベルリン式、さらに広い意味でのナチュラルシステムでのリーフアクアリウム飼育に必須なアイテムである。これに生息する無脊椎動物やバクテリアなどの生物群集が閉鎖環境下の水質維持に貢献するからである(硝化脱窒)。


  1. ^ Yeong Shyan Yuen, Seitaro S.Yamazaki, Takashi Nakamura, Gaku Tokuda, HideoYamasaki (2009). “Effects of live rock on the reef-building coral Acropora digitifera cultured with high levels of nitrogenous compounds”. Aquacultural Engineering (Aquacultural Engineering Society) (1): 35-43. https://linkinghub.elsevier.com/retrieve/pii/S0144860909000399. 
  2. ^ ライブロックの導入”. 株式会社シーピーファーム. 2021年10月21日閲覧。
  3. ^ Trade in stony corals Conf. 11.10, Rev. CoP15”. CITES. 2021年10月21日閲覧。
  4. ^ 天然ライブロックCITES規制と国際間取引の終焉”. CORERAL. 2021年10月21日閲覧。
  5. ^ 天然ライブロックを採らないで”. 沖縄県. 2021年10月21日閲覧。
  6. ^ 「シーピーファーム」の養殖ライブロック”. 株式会社シーピーファーム. 2021年10月21日閲覧。
  7. ^ LR養殖と養殖グループの概要”. 八重山漁業協同組合サンゴ養殖部会セラミックスグループ. 2021年10月21日閲覧。


「ライブロック」の続きの解説一覧

ライブロック(livelock)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/25 08:45 UTC 版)

排他制御」の記事における「ライブロック(livelock)」の解説

デッドロックと同様、排他制御によりロックされ資源に、複数ユーザからアクセス要求出されたときに、お互いに資源解放されるのをビジー状態で待つという状況発生するデッドロックでは個々ユーザにおける資源獲得のための処理が進行しないのに対し、ライブロックでは資源獲得の処理が進行しているにも拘らず、どのユーザ資源獲得できない状況である。 例えば、狭い道を歩いていて対面した歩行者2名が、お互いに相手避けようとした方向動いてしまい、避けられないという事有る次に、逆の方向避けようして避けられないこのような状況続いて何時まで経ってすれ違うことができないという状況にあたる。(リソーススタベーション参照)

※この「ライブロック(livelock)」の解説は、「排他制御」の解説の一部です。
「ライブロック(livelock)」を含む「排他制御」の記事については、「排他制御」の概要を参照ください。

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